
幸福度世界一とされるデンマーク。南アW杯でも対戦した。
自分はスウェーデンとフィンランドには行ったことがあるが、デンマークはない。デンマークの面積や人口は北海道とほぼ同じ。農業主体であることも似ている。
国民負担率70.9%
消費税率25% 軽減品目なし
所得税率最低40% 最高60%
自動車関税180%
貿易黒字=健全財政を堅持
総発電量における風力の割合20%
コペンハーゲン市内の自転車通勤率30%
医療費原則無料
負担分を上回る薬代には補助
介護費用原則無料
年金の25%を超す介護付住居の入居費用には全額補助
年金だけで暮らせない人は皆無
小学校から大学まで原則無料
自宅通学の大学生には月8万円補助
社会人の再学習費用に補助
失業保険2年分(2010年まで4年分)
輸出品は豚肉や乳製品
国を挙げて農業の大規模化・効率化推進
全就労者の30%が公的部門
ビジネスは米国流合理主義、分配は社会主義
首都に住み、郊外のオフィスに通勤
石油自給率100%超、一部は輸出
天然ガス資源も豊富
コペンハーゲンの繁華街にはブランド店がない
(小宮一慶氏『幸福大国・デンマークの実像』より抜粋)
農業も強いけれど、北海油田があるのが強みかもしれない。
ブッダにあるように「幸せになる方法は欲を捨てること」であるのなら、デンマークは「欲を捨てられる国」なのだろうか。