2009/03/29

サンパークGC 090329

東 △□×△+4□△△□ 53(20)
西 △-△△×△△□△ 47(17)=100(37)
 今年の初ラウンド。練習は前日に200球ほど打っただけだったが、刻みに徹したせいか、まずまずの結果だった。今年は「転がし」をテーマにするつもりなので、120y前後からはほとんど8Iを使った。それでもダフったのが2回はあったが、まずまずだったと思う。8Iでのランニングアプローチにはトップがない。ダフっても20~30yは行く。これを練習していきたい。昨年末に買った新パターもまずまずだった。相変わらず1~2mを何回も外したけれど、大オーバーも大ショートもなかった。ただ、8Iでのアプも含めて、グリーンが柔らかく、芝も薄かったので転がりやすくて、うまくいった面もある。夏場はこうはいかないだろう。
(東1)1W、4Uともまずまず。4オン2パットで今年初ラウンドとも思えない好発進。
(東3)8Iのアプをダフって3オン。10m程度の1stパットが弱すぎて3パット。
(東9)1Wナイス。池越え130yを8Iで打ったが、ややダフリ気味であと1~2m届かず池ポチャ。7Iを取りに戻って打つべきだった。
(西9)パーなら100切りだったので、1Wやや力んでよく飛んだが右のバンカー。4Uで薄く打とうとしたが、スライスして池。4Uで打った後の第5打残り100y前後で8Iハーフショット。やや低く出たが、グリーンエッジに落ちて10yで止まり、ピン奥1m。グリーンが受けていたのと柔らかかったことが大きいが、狙い通りのナイスショットでボギー。またしても100ぴったり。

2009/03/16

足るを知る 知らぬを知る


「規制緩和とは政府による経済干渉政策」
「知識の非対称性」
「情報が増えるほど情報処理は集権化し、操作されやすくなる」
「自生的に生まれてくるルールを抜きにして自由主義や経済的自由、規制緩和を語ってもあまり意味がない」

 自分はハイエクという経済学者についてほとんど知らないが、これらの言葉はなるほどと思わせる。やはり資本主義にはプロテスタンティズムの倫理が必要ということなのだろうか。
 きょうは雪が降ったが、春が近づいてきた。一回もゴルフの練習に行っていない。今年は金銭的にも昨年のようにはできないだろう。今年は150y転がすことを目標にしてみたいと思う。ゴルフも経済も人生も、足るを知り、知らぬを知る、ことに尽きるのだろう。

2009/03/08

大貧困社会


 駒村康平著の「大貧困社会」を読んだ。なぜこの本を読むことにしたのか覚えていない。
 いろいろ書いてあったが、税方式の年金制度は問題点が多いこと、高負担・高福祉が結局は経済成長にもつながること、年金問題は1960~70年代の野放図な年金給付引き上げが最大の原因であること、非正規労働者の厚生年金適用が不可欠、年金制度は決して崩壊しているのではなく、未納者も全体の10%に過ぎない、などの主張が印象的だった。
 筆者は消費税の大幅引き上げや行政の透明化、高齢者の負担増、徹底した少子化対策、世代間の協力が諸問題の解決には不可欠―と述べている。しかし現実には、消費税は別としても、その他の改革は無理だろう。今も昔も時の政治は時の国民の欲求にほかならない。
 会社の改革も、国の改革も、結局はもうどうしようもなくなる時までなされない。火の粉が自分に降りかかるまで変わらない。
 西松建設の違法(うちの新聞は巨額としているが)献金事件でも、「政府高官」の発言が問題化しているが、どこも高官の名前を書かない。オフ懇だから書けない、では今の読者は納得しないだろう。7日の朝刊で朝日、夕刊で共同(時事かもしれないが)は「民主が漆間氏とみて追及」と書いたけれど、これもおかしな話だと思う。自分たちは知ってるけど読者の皆さんには直接は教えられません―。これでは読者の新聞離れ、メディア不信を自ら増幅していることではないか。
 オフ懇なども、これからは存在意義を問われることになるのだろう。
 

2009/03/04

イノベーションのジレンマ


 クレイトン・クリステンセン著の「イノベーションのジレンマ」を図書館で借りて読んだ。

①イノベーション(持続的)が市場ニーズを超えると、下位市場に技術的には単純で低コスト構造の「破壊的イノベーション」が生まれ、ある段階を超えると市場を席巻する。
②持続的イノベーションで優位性を持つ巨大優良企業ほど、その破壊的イノベーションには対応できない。巨大企業の経営効率や収益向上という視点では、破壊的イノベーションの事業展開はビジネスになり得ないためで、巨大企業は後でその新分野で参入しても、新規参入企業に負ける。
③破壊的イノベーションを事業化するためにはいくつかの方法があるが、最も良いのは小規模な独立組織を立ち上げ、過大な投資を行わずに試行すること。試行錯誤は不可避で、初期の失敗は成功への経験となる。
④破壊的イノベーションの市場需要はほとんど予測できない。既存のマーケティング理論や経験値は役に立たない場合が多い。

といったところだろうか。
 メディア業界における破壊的イノベーションとは、はたしてインターネットかフリーペーパーか。この件についてはまた考えたい。